狩猟免許を取った津山在住の漫画家が獲物を求め岡山県北の山中を巡る。捕まえた獲物は解体し調理して食す!
そんな実生活を描いたエッセイ漫画「山賊ダイアリー」作者・岡本健太郎先生に、津山での現代風ハンター暮らしと漫画家生活二足のわらじについてお話しを伺いました。
約10年前、東京暮らしを楽しむなか猟師のエッセイ漫画が描きたいと思っていた岡本先生。「きっと自分と同世代の人が読んで面白いと思う作品になる!僕自身が興味ある内容を描けば手応えがあるはず!」そんな感覚があったというだけあり、漫画好きが選ぶ「マンガ大賞」にもノミネートされるほどの作品となりました。
- 僕は人ごみも嫌いじゃないし
東京の暮らしも好きです。
ただこれからの時代、
地方での生活も悪くないと思っています。
- 津山での生活はどこへ出掛けても自然があり、きれいな景色に出逢えるので普通の道をバイクで走っているだけで気持ちが良いです。これは都会では味わえない醍醐味です。あとUターン後改めて津山をみた印象は美味しいお店もたくさんあるなぁと。
僕はアウトドアが好きなのでちょっと釣りができる環境や自分の足で(車・バイクを利用して)移動したり遠出することは田舎に住む喜びです。とはいえ僕のようにみんなが趣味で猟をすることはできません、それこそみんながアウトドアを楽しみだすと日本の自然は貧弱だからたちまち動物や魚が絶滅危機になると思います。だから自然と遊ぶというのは早い者勝ちだと思うんです。獲物を自分の手で獲得解体しそれを骨がらスープまで綺麗にいただくという猟師としての一番の魅力を味わえる今の生活はすごい贅沢だなぁと感じています。